「ある変数を2乗した項が入った式」であれば、何でも2次式として取り扱うことが可能です。
そのため、他の単元と組み合わされやすいのがこの2次式の単元です。
2次式は、同時に複数の側面を持つことが特徴であり、このことを利用して目的の値を求めていくことができます。
このプロセスが問題となることが多いともいえます。
同時に複数の側面を持つというのは、
一面では「計算・変形ができる式」であり、
一面では「X-Yの関数」であり、
一面では「解の求めや係数に法則がある方程式」であり、
一面では「決まった形を持ち、最大・最小などが見てわかるグラフ」であるといったようなことです。
そのため、
を同時に持っていなければなりません。
ある2次式を2次関数とした場合の交点は、2次方程式とした場合の解に対応します。